Episode14-10 日本の空の芽生え!航空黎明期に活躍した先駆者たちの物語! 伊藤音次郎 栄枯盛衰編 【eVTOLラジオ】
Description
空の移動をもっと身近にしたいと思ってしまった4人のパパたち&1人のリケジョが、夜な夜なこっそり繰り広げる、eVTOL(=空飛ぶクルマ)に対する興味、好奇心、社会実装への情熱を語り合うラジオです。
前回に引き続き、伊藤音次郎のその後の活躍や人生についてお話しします。
若干25歳!帝都訪問飛行を成功させ、民間飛行界の天才になった音次郎!日本人で初めての夜間飛行も!でも実はその前に赤提灯つけて飛んだ美人も?
国内初の水上機開発や曲技飛行用機体の開発も!いよいよ始まる中島飛行機とのライバル関係!伊藤飛行機研究所にはエースエンジニア稲垣も入社!曲技飛行用の鶴羽2号の設計に「設計図の一本の線にも命をかける」覚悟!
開催された航空郵便チャレンジ!東京・大阪懸賞郵便飛行競会!ペイロード30kgを積んで870kmを往復!3人のエントリー!音次郎の海外製機体に対して、中島式のライバル機登場!エンジンの馬力は中島の方が上!
東京深川の洲崎飛行場から離陸で競技スタート!往路一位はどの機体?エンジン不調や雲の中に入るトラブルも?総合一位は果たして!
国産中島機の勝利に沸き立つ世間!次の東京・大阪周回無着陸懸賞飛行競技大会に音次郎が満を持して出した伊藤式機体!でも中島からはエース不在?勝ち逃げ?
音次郎側のエースパイロット山縣、見事往復無着陸飛行に成功!飛行時間も縮めて暫定チャンピオンに!曲技飛行大会でも表彰台を独占する音次郎率いる伊藤飛行機研究所!まさに絶頂期!
そして訪れる突然の悲劇。いつも書く日記には一言だけ「山縣墜死ノ日」。失意の音次郎。墜落事故の調査が、国内初の航空局による事故調査に。
山縣の後継になった後藤勇吉!後々航空旅客輸送のパイオニアへ!この頃ついに耐空性証明や操縦士資格試験も!一等操縦士の第一号は後藤勇吉!
株式会社化した音次郎、軍からの受注を目指すも、中島や川西の前に苦戦!追い討ちをかけるように軍からの中古機が流入で市場環境悪化!
伊藤飛行機研究所出身、井上長一!タクシー会社経営後に日本初の民間定期航空路も開通!音次郎が機体を提供も、経営の回復に至らず。
いよいよ悪化する伊藤飛行機研究所の経営!不況も重なり株式会社を解散!個人経営になるも、その後は表舞台に出てこず…などなど。
栄枯盛衰を迎えた伊藤音二郎と伊藤飛行機研究所の物語を解説します。
メッセージはこちらから https://forms.gle/mib37UcseFvpzyGa8
関連リンク
■日本航空協会: 伊藤音次郎氏と日記帳
https://www.aero.or.jp/isan/archive/Ito_Otojiro_diary/
■『初飛行』村岡正明 光人社
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4769826427?ie=UTF8&tag=kamimokeicom-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4769826427
■『空気の階段を登れ: 黎明期にはばたいた民間飛行家たち』平木 國夫 三樹書房
https://amzn.asia/d/eYy3j2X
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